最近鱒レンジャーって人気があるけど実際どうなんだろう?
初心者用みたいだけど、ちゃんと使えるのかな?
とか思っている皆さん、今回は話題の鱒レンジャーを実際使ってみてのインプレです。
こんな記事
鱒レンジャーを実際使ってみてのインプレ!
鱒レンジャーとは
釣具問屋の大橋漁具株式会社が制作している、トラウト用のグラスソリッドロッド。
楽釣戦隊鱒レンジャーというユニークな名前のグラスロッド。
非常に安価なのが特徴。
釣り具屋さんにいくと、初心者用の安いコーナーに雑に並べてあるような感じ 笑。
結構いろんな種類があるんですよね。
今回は、鱒レンジャーnext SP40とグレート鱒レンジャーnext SP50についてインプレします。
鱒レンジャーを実際使って感じたこと
鱒レンジャーでロッドに対する考え方が変わった
最近はチニングばかりやっているんですが、この鱒レンジャー購入するまでは、メジャークラフトのN-ONEのチニング専用ロッドを使っていました。
ある日子供に使わせようとこの鱒レンジャーnext SP40購入したんですが、当然自分も使ってみたくなってチニングやってみたんですよ。
まさに目からうろこでしたね!
120cmしかないので飛距離がどうなのかな、という不安がまずあったんです。
実際使ってみると、飛距離に関しては全く問題ありません。
サーフで超遠投、とか、テトラがぎっしり、みたいなシチュエーションじゃなければ問題ないですね。
あと心配だったのは感度。
PEラインを使うのであれば感度については全く問題ない!
びっくりしたんですけど、ショートロッドのおかげであたりはダイレクトに手元に伝わってきます。
むしろ8フィートのN-oneよりも、あたりもボトムもわかりやすかったのにはびっくりしましたね。
いつも行ってるポイントは大河川なんですが、釣れるのって岸寄りのブレイクとかシャロー。
8フィートのロッドいらないんだな、と。
鱒レンジャーは半分の4フィートですからね。
SP40がよかったのでSP50も速攻で買ってしまいました(笑。
ポイント
感度も飛距離も問題なし!
ティップの繊細さとバットパワー
鱒レンジャーはトラウトロッドなので全体的に柔らかい。
でも70cmクラスの鯉でも全然釣れるくらいパワーもある。
”ティップが繊細、バットが強い”どこかで聞いたような?
これチニングロッドの特徴ですよ。
チニングに向いてますね。
若干合わせが決まりずらい、のはありますけどこの価格帯のロッドですからね。
SP40、SP50どちらでもチニングできます。
SP50のほうがキャストは楽かな。
鱒レンジャーは最強のバーサタイルロッド
僕は最近ずっと鱒レンジャーしか使っていないですが、主にチニング、カープフィッシングに使っています。
淡水だったらトラウトから鯉まで、ソルトならハゼからシーバスまで行けますね。
グラスソリッドのロッドなので、まず大きな魚が来ても、無理に抜きあげたりしなければ折れないですから!
トラウトなどよりもでかい魚のほうが面白い!
鱒レンジャーは究極のバーサタイルロッドです!
ルアーウェイト1~7g、ライン2~4lbと公式にはなっています。
でも実際使った感じは、3~15gくらいですね。
軽いルアーから、結構重いルアーまで使えます。
シーバスまでのルアーフィッシングなら何でも可能。
ポイント
鱒レンジャーがあれば何でも釣れる!
鱒レンジャーは魚とのやり取りが最高に面白い
鱒レンジャーの最大の魅力は、魚とのやり取りでしょう。
口コミで言われているほど、貧弱ではないです。
キビレとかでかい鯉でも寄せてこれるんで、普通にパワーあります。
ショートロッドなのがいいんですよね。
魚と直に力比べしているような感じ。
シーバスロッドとか使っていると、50cmくらいのシーバスでも勝手にロッドがファイトしてくれて、味気ない。
ドラグさえ調整すればどんな魚でも釣れる!
ポイント
魚とのやりとりが魅力!
釣りに対する姿勢が変わる
専用ロッドだと、絶対釣ってやろう、釣れないと嫌だ!
みたいになるじゃないですか?
疲れるんですよね(笑
鱒レンジャーのようなロッドを使うと、なぜか少し心にゆとりが生まれますね。
不思議なんですけど、絶対釣りたい、という気持ちがなくなるんですよ。
違う角度から釣りを見れるようになります。
一段上のレベルに行くというか(笑
楽しむ釣り、が一番でもいいんじゃないですか?
ポイント
釣りが楽しくなる!
鱒レンジャーのデメリット
もちろん鱒レンジャーにも欠点があります。
一番のデメリットはガイドですね。
普段Kガイドのロッドを使っている方には、使いづらく感じると思います。
僕も最初なれなくて、結構トップガイドにPEが絡むんですよね。
変な風に曲がってティップが割れて(裂けて)しまったことがありました。
それでも折れなかったのが逆にすごいですが。
(簡単にスレッドと接着剤で修理できましたが)
気になる方はトップガイドだけ、Kガイドなどに変えることをお勧めします。
丁寧に扱えば問題ないんですけどね。
最後の欠点は1ピースのロッドという点。
仕舞寸法が長い!
120cmと150cmのロッドなので、車なら問題ないです。
自転車釣行などは難しいかも。
ポイント
ガイドと仕舞寸法がネックかな。
鱒レンジャーの特徴
- 飛距離も感度も問題なし。
- 鱒レンジャーでほとんどの魚を狙える。
- グラスソリッドのロッドなので折れない。
- 楽しむことをメインとした釣りができる。
- ガイドと仕舞寸法はデメリット
鱒レンジャーのインプレまとめ
鱒レンジャーを使いだしてから、5ftくらいのロッドがあれば何でも釣れるんだな、と思うようになりました。
こういった遊び心のあるロッドって大好きなんです。
こんな釣りを楽しめるアイテムをどんどん紹介していきます。